和食の店 しげちゃん

和食と有明海の旬をいただく

和食(日本料理他)

有明海の旬の物を味わうなら柳川駅前ロータリーにある「和食の店しげちゃん」40名ほどが入れるお座敷席は大宴会も可能。地元の方の来店も多く定食や気軽に
飲める晩酌セットが人気。
寿司やてんぷらなどの定番メニューからくつぞこ・わけ・わたり蟹といった有明海ならではの食材を使った料理も多数あり。毎日、市場におもむきその時期に合った食材を仕入れている。各席にはその日、その季節のオススメが書かれているのでぜひ味わってみては?

店鋪情報

住所

柳川市三橋町下百町

営業時間

11:00 ~ 22:00

受付時間

定休日

不定休

0944-72-7722

自慢の料理

新鮮刺身盛り合わせ

その日水揚げされた新鮮な魚介類を毎日市場へ早朝仕入れに行く。長年の目利きでとの時一番美味しい食材を仕入れて朝早くから下拵えする刺身は絶品です。

来店の際は、大将にオススメでとお伝えください。
きっと満足する刺身もりを提供してくださいますよ。

しげちゃんのちゃんこ鍋

出汁へのこだわりと昔から変わらないリーズナブルなお値段で、愛され続けているしげちゃんのお鍋。写真は二人前ですが、ちょうど良い量なのでとても大満足。〆のうどんも旨い!もともとうどん屋さんからスタートしたしげちゃんさんだからの出汁の旨味がたまりません。先代から受け継がれた変わらない味を是非一度ご賞味ください。

インタービュー

1972年から柳川駅前で地元の人を喜ばせてきたお店

しげちゃんの創業は1972年。
はじまりは和食の店ではなく小さなうどん屋さんでした。
当時、西鉄で働いていた田中さんのお父さんが
柳川駅前にうどんのお店があればみんな喜ぶと思うのにと
西鉄にうどん屋さんを誘致しようと提案したのですが
当時は大きい駅ではなかった柳川駅の前に誘致してもダメだと断られたそう。
ですが、あきらめきれなかったお父さんが西鉄を辞めて、自ら創業したのが「しげちゃんうどん」でした。

それから、しげちゃんうどんは大衆料理のお店になり、和食の店しげちゃんへ。

昼も夜も予約のお客さんでにぎわっているお店の厨房を見せてもらうと
大きな鍋に豚の角煮やポテトサラダなどいろんなお料理がずらり!

既製品は使わず全部手作りしているというお料理のファンは地元の奥様たち。
お家の台所を仕切っている奥様たちが美味しいと通ってしまう魅力がしげちゃんのお料理にはあるんですね。

予約で通ってくれるお客さんのためにメニューも少しずつ変えているのだそう。
いつも同じメニューじゃなくて一品でも前回と違うメニューが入ってるってうれしいですね!

魚は新鮮で地元の人に馴染むものを

現在の会長である田中さんもお父さんの姉である叔母さんの魚屋さんで修業をして、魚の選び方やさばき方など、魚について学びました。
今でもしげちゃんで取り扱っている魚は早朝に市場で仕入れた新鮮でいきのいい魚です。中には有明海の特産物であるイソギンチャクや貝柱なども。

「仲買人の番号も持ってるし、魚にはこだわっているよ!」

そんなしげちゃんで食べるお魚は、刺身や煮魚、焼き魚など魚のおいしさを引き出すものばかりです。
タクシーの運転手さんがおススメしてお客さんを連れてきてくれるというお料理の中でも一番のおすすめは「ちゃんこ鍋」

しげちゃんのちゃんこ鍋は40年変わらぬ味と値段で提供しています。
消費税があるからその分はあげちゃったけど40年間値段が変わらないってすごい!
値段もすごいですが、さすがスタートがうどん屋さんだけあって出汁が濃い!
最後にご飯を入れて雑炊にすればお腹も心もあったまります。
また食べたくなるちゃんこ鍋。おすすめなのも頷けます!

もっと地元の人たちと共にありたい

40代以上の男性のお客さん、特に予約で来られる団体客さんが多いしげちゃんにはいろんな常連さんがいます。
14日会(知覧の特攻から帰ってきた人達の会だそうです)のメンバーさんがずっと通ってくれてるのだけど、昔は30人くらいいたのに今は4〜5人になった話を聞かせてくれた田中さんは少し寂しそうな表情になりました。
昔と違って駅はきれいになって観光客も増えたけど、昔に比べると活気がなくなったと思う。やっぱり地元の人が元気になる柳川になるといいよね。と、これからの柳川についても話をしてくれました。

広い店内でゆっくり話をしながら地元に根付いた美味しいお料理を楽しめる和食の店しげちゃんにぜひ足を運んでみてください。